concept
全ての建築に共通するスタイルは存在しません。与条件はいつの時も同じではないのです。

クライアント(施主)が存在し、固有の場所性(敷地の固有性)があり、その建築を利用する人々、建築の社会的性質などを考えると、簡単にオールマイティーな建築を創ることは不可能なのです。

建築を創る目的と、それを具象化する為のコンセプトを把握すると、突拍子も無いことをしなくても、自ずとアイデンティティー(個性)のある建築が生まれると考えています。

「そこにはどのようなストーリーが存在するのか」を見極めることが第一歩。そうすればコンセプト創りは難しいものではありません。コンセプトが決まれば、後は闇夜のなかでも方向を見失うことはないのです。


コンセプトなんて仰々しい・・・

目的目標を持って進める必要があるということです。
何事も同じですよね。
どんなものを創りたいのか?と聞かれても抽象的な返事しかできないし・・・・・いいんです抽象的で。それを具体的にすることが仕事ですから。
「明確なコンセプトを持つこと」